先週金曜日、上野の国立西洋美術館で開催中の
松方コレクション展に行ってきました。
国立西洋美術館は印象派など19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションを基にして設立されました。
ル・コルビジェが設計をしたことでも知られています。
今回の展示も国立西洋美術館所蔵のコレクションが中心のようでした。
お昼頃に到着、全然並ばずに入れました。
会場はまあ、ほどほど人がいましたが、混雑というほどではなく
比較的ゆっくり観ることができました。
チケットは、あらかじめオンラインチケットを手配。
入場の際、スマホ画面表示で手数料無料です。
入館して最初に目に飛び込んでくるのは
クロード・モネ《睡蓮》
そして、今回の展覧会の中で話題になっているのは
60年にわたって行方不明だった
モネの大作《睡蓮、柳の反映》(1916)の修復後初公開です。
展示品ルートの最後の方に展示されています。
100年程度の経過でも
環境によって、絵画はとてつもなく損傷を受けてしまうのですね。
絵画の展覧会で観るどの絵も、大切にメンテナンスされていることを
感じます。
展覧会では最初の方の展示に『睡蓮 柳の反映』 をデジタル復元したものがあります。
また展覧会を楽しんだ後は、印象に残った絵画のハガキを購入します。
後から、どの絵が印象に残ったかを思い返す為です。
下記はすべて購入ハガキより
クロード・モネ《並木道(サン=シメオン農場の道》
ピエール=オーギュスト・ルノアール
《アルジェリア風のパリの女たち(ハーレム)》
少し悪女っぽく描かれているのが印象に残りました。
そして、今回一番好きだったのがこちら
フィンセント・ファン・ゴッホ 《ばら》
同じくゴッホのあまりにも有名な《黄色い部屋》(オルセー美術館 所蔵)
の横に小さく飾られていましたが、強烈なオーラがありました。
この絵を好きなのは、私だけではないようで(笑)
グッズとしてたくさん加工されていました。(やっぱりね)
また、直前に原田マハさんの「ジヴェルニーの食卓」を読んだので
モネの絵にはちょっと思い入れをもって観てしまいました。
主人公のブランシュがモデルであろう絵《船遊び》も今回展示されています。
その後は歩いて谷中方面へ
一説では東大よりも入学が難しい(!?)とされる「東京芸術大学」の前を歩き
お目当ては昼ビール
『谷中ビアホール』
こちらは
「僕とシッポと神楽坂」でのロケ地でもあるのですね。
とっても雰囲気のある古民家ビアホール
お店の方もとっても感じが良かったです。
金曜日の午後三時
1Fはほぼいっぱいでした。(あまり大きなお店ではありません)
手前が「谷中ドライ」奥が「谷中ビール」
ビールは「谷中ビール」が好みでした。
そして、手前に映っているシュウマイが美味しかった!
良い金曜日を過ごさせて頂きました。
感謝!