先日、上野の森ゴッホ展について書きましたが、2011年のゴールデンウィークにハーグ美術館を訪れていました。今回ゴッホ展に行ったことで昔の写真を見てみて「あれ?ここハーグ?」ってことで発覚(!?)しました(笑)
ハーグ美術館
ハーグ美術館(内部)
この時はハーグ美術館で『マウリッツハイス展』が開催されていました。マウリッツハイス美術館が改装の為、所蔵作品がハーグ美術館に展示されていたからのようですが、そこでフェルメールの《真珠の耳飾りの少女》や《デルフトの眺望》などが展示されていて、ゆっくり、じっくり鑑賞することが出来ました。(日本でフェルメール展が開催されていたらこうはいかない!)ラッキーな思い出がある美術館です。でも、展示作品が多く、駆け足での訪問だった為、ゴッホの作品はあんまり記憶にないのですよね(←言い訳(^-^;)
驚くことに海外の美術館では写真撮影が可能なところが多くありました。もちろんこちらも撮影可能でした。(2011年4月時点では)
ただ、フラッシュ撮影は禁止でフラッシュが焚かれると近くにいる係員の方に「No! Flash!!」と凄い勢いで注意されます。
ヨハネス・フェルメール《デルフトの眺望》
レンブラント・ファン・レイン《テュルプ博士の解剖学講義》
カレル・ファブリティウス《ゴシキヒワ》
カレル・ファブリティウスはフェルメールと同じくデルフトの画家です。レンブラントの弟子の中で最も才能ある一人と言われていましたが、1654年10月12日に起こったデルフトの弾薬庫の爆発に巻き込まれ32歳の若さでこの世を去ります。またその際作品の大半も失われ、現存する彼の作品は10点余りしかありません。
この《ゴシキヒワ》は小さな作品です。しかし控えめな色使いの中に明るい色彩の穏やかなオーラを感じました。大半の作品が爆発によって失われたなんて・・
マウリッツハイス美術館は拡張工事が終わり2014年6月に、再開館されています。お城の様な優雅な美術館。一度行ってみたいなあ。