先週受けた乳ガン検診の結果を聞きに病院を受診しました。
結果は異常なし。ホッとしました・・・・
6年前に受診した自治体の無料乳ガン検診で「左乳房ガン ステージ0」と診断されました。
ステージ0はごく初期の乳ガンで、乳管や小葉にガン細胞が留まっているタイプで「非浸潤ガン」と言われます。
とはいえ身内や親類縁者には、その時私の知る限り乳ガンに罹患した人はいませんでした。なので、ごく初期とはいえ自分が乳ガンと告知されるなんて思っていませんでした。
治療の予備知識も何もありませんでした。
告知された時「ごく初期なんだったら薬や放射線治療?だけで治るのかな?」などと呑気に思っていました(^^;
たとえ手術をしたとしても、ごく小さな簡単な手術で済むのかな?と・・・・
ネットで治療を受ける病院を探しながら「非浸潤ガン」を調べると・・・・多くの場合「乳管の中にある乳ガンを取り除く」とあります。
そして多くの場合「全摘出」。
乳管や小葉が乳房中に張り巡らされていて、部位を特定することが出来ないからだそうです。手術以外に治療方法は本当に無いのかと、2~3日寝不足になりながらネットに齧りついていました。
紹介状を持っていった病院でも検査を行い、主治医の先生と治療法を検討しましたが、私の場合は部分摘出(いわゆる温存法)にしても、術後に乳房がいびつな形になってしまうこと(再建は後でゆっくり考えるとして)そして再発の可能性が高くなること、「全摘」をすれば抗がん剤治療が不要とのことでした。全摘手術にすることを決めました。(その後、乳房再建も行いました)
検査時の見立て通り転移もなく、今でも元気です。血圧は高めだけど。
術後6年経って、検査が1年に1回になった今でもやっぱり検査後の受診は緊張します。主治医の先生からは「そんなにね、簡単になるものじゃないよ。ガンなんて、うん、だから心配しないで」と言われます。
けどね経験者としては、やっぱり毎回ドキドキします(;´Д`)
生涯のうちに乳がんになる女性の割合は、50年前は50人に1人でしたが、現在は14人に1人 と言われているそうです。
そして私の周りでも親戚だったり、知人だったり、知人の知人だったりで乳ガンだという人が増えています。
私達の親世代に比べて乳ガン検診の受診率そのものが上がったり、検査の精度が上がった、生活様式や食生活の変化の影響もあるからかも知れません。
だから油断はせず、また1年後に検査です。