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根津美術館「燕子花図屏風の茶会」と広いお庭で本物の燕子花を鑑賞

週末お天気が良くて(良すぎて)暑かった土曜日、予約していた青山の根津美術館へ行ってきました。
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外観も

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エントランスも素敵です✨

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そして入口から館内のホールはたっぷりとしたガラス窓からお庭からの日が注ぎホテルのレセプションのようです。

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今回のお目当ては毎年4月~5月の1か月間だけ展示される尾形光琳の国宝《燕子花図屏風》の鑑賞です。

以前テレビで紹介されてから、一度観てみたいと思っていました。ですがその後コロナ禍で展示が見送られたり、展示期間が1ヶ月だけなので失念していたり・・・・

 

2022年の展示日程は4月16日(土)~5月15日(日)です。

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展示会場は撮影禁止ですのでミュージアムショップで購入したポストカードを備忘で掲載します。

尾形光琳 国宝《燕子花図屏風》 

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金地に濃紫と緑の濃淡のみでリズム感良く生き生きと描かれている燕子花が鮮やかです。光琳は京都の呉服商出身なだけにお着物の柄の様でもあります。

 

円山応挙 重要文化財《藤花図屏風》 
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金地に描かれているものの、金箔の余白が広くとってあり鮮やかな燕子花屏風図に比べてどこか控え目で優し気な印象です。幹は墨で描かれており文字を描いているような軽やかさでした。

 

《吉野図》 f:id:tomoeri12:20220425151920j:image

こちら江戸時代に描かれたものだそうです。桜の花が立体的に描かれていてとても華やか。

それにしても屏風に絵を施すって他の国にはあるのでしょうか?日本独特なんでしょうかね?平面に描く絵画とはまた違う立体を生かしたジャンルなんでしょうか?(←誰に聞いてる(笑))

根津美術館のコレクションの礎を築いた初代根津嘉一郎(1860〜1940、号青山)が尾形光琳による「燕子花図屏風」を購入したのは大正3年(1914)。以降、嘉一郎は展覧会や茶会で、惜しみなくこの大傑作を披露しました。

屏風図の他にも実際に根津嘉一郎が茶会に使った茶碗などのお道具が展示されています。

 

そして館内から出て広いお庭も散策できます。

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広い庭園から向こうには高層ビルも望めます。やっぱり青山だ~
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この時期に燕子花展が開催されるのは〈根津美術館〉の名物とも言える庭園の燕子花が一斉に開花するからだそうです。
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美術館で人気の国宝を観賞し、庭園からそのモチーフとなる満開の燕子花も楽しめるなんて贅沢ですね~。

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木々が水鏡に映ってとても綺麗です。紅葉の時期にも来てみたいです。
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鴨が一休みしています。全然動かないのでオブジェかと思いました(^▽^;)

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そうそうこちらが入館の時に渡される観覧券

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根津美術館のコレクションの一つ「双羊尊」がモチーフです。「双羊尊」は古代中国の青銅器だそうです。イラストにするととても映えるデザイン。なんか惹かれます。

 

ポストカード買っちゃいました。

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ミュージアムショップの封筒も「双羊尊」根津美術館の「推しキャラ」?なんですかね(笑)

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