新型コロナウィルス感染拡大の影響を受けて、確定申告の期間が4月16日(木)までに延長されました。(本来は3月16日(月)まで)
お国もこういう対応は早いんですね~
会社員時代は確定申告を自分で行うことはほぼありませんでした。(歯科でインプラント治療を行った年は医療費控除が受けられるということで頑張って確定申告しました)
会社が毎月給与から源泉徴収で税金を天引きし、その調整を年末に行ってくれるからです。
私は2019年3月末で退職しました。
2019年1月~2019年3月の給与から源泉徴収された税金の年末調整が行われていないので今回は自分で確定申告をします。
たいていは源泉徴収で税金を引かれすぎているので還付があります。(誰も教えてくれませんので自分で注意しておかなくてはいけません!)ちなみに失業給付金は非課税ですので申告は不要。計算してみましたが結構な金額が還付されます。(それだけ事前に徴収されすぎてたってことですね)
確定申告 は税務署の所定用紙に記載して提出する他にパソコンやスマホで申告できます
パソコンでの確定申告電子申請(e-tax)の方法は
・マイナンバーカードを利用
・ID・パスワードを利用
があります。
マイナンバーカードは既に持っているので、パソコンからe-tax利用で確定申告してみようかと思いましたが、わざわざカードリーダー(ネットで2000円程度で売っていました)を買うこともないかと思いました。またスマホでマイナンバーを読み込むアプリもありますがAndroid機種限定だそうです(私はiphoneユーザーです(-_-メ)
毎年申告することになるならID・パスワードを取得するのもありでしょうが、その予定はありません。
スマホでの申告もできる(iphone)そうですが、「字が小さすぎて読めな~い!( `ー´)ノ)となりそうです。
医療費の計算はレシートとっておいて自分でやらなくてはいけないし、税務署が家から近いこともあり結局ペーパーで申告しました。せっかく国民一人一人にマイナンバーを付与したのなら(カードがなくても)医療費や保険料、その他色々と税金関連のお金の流れに紐づけしてもっと計算そのものをしなくていいような仕組みを作ればいいのにと思います。
税務署の確定申告のコーナーにも、このご時世だというのにたくさん人が待っていました。提出だけのコーナーにも行列です。
わざわざ税務署に出向くお年寄りこそ並んで待つよりe-tax申請が便利かと思うのですがハードルは高いのかなと思います。
マイナンバーカードはIT先進国東欧のエストニアをモデルに導入されたと言われています。
そのエストニアではマイナンバーカードの普及率は100%近いそうです。納税もパソコンのカードリーダーに差し込むだけで税額が計算された一覧が表示され、ボタン一つ押せばOK(これだったらカードリーダー買ってもいいかもと思います)
ちなみに今回の新型コロナウィルス感染の拡大を水際で防いだと称賛されている台湾では、マスクの購入も身分証明書がないと買えないようにして(マスクだけではないのかも)一人一人の購入状況をデータ管理してマスクの買い占めなどが行われないよう管理していたり、薬局のマスク在庫を見られるアプリを国民に配布しているとか。
マイナンバー、こういう事に使ってほしいです。
日本では使えていないカード普及に予算346億円?
カードを普及させてもさせなくても、マイナンバーが様々な手続きに必要不可欠になればそこから紐づけして確定申告を行うようにできるのではないかと思うのです。確定申告以外にも医療の履歴などにも。(他にもあると思います)
新型コロナウィルスの対応も後手後手で、税金の無駄遣い感が否めないのです。しっかり節税しなくては!と思ってしまう納税者でした。