GWも終盤・・・というかオシゴトの方も多かったであろう昨日の金曜日は上野の東京国立博物館へ。会期も終盤の「空也上人と六波羅密寺展」に駆け込みで行ってきました。ちなみに夫も出勤でした。ご苦労サマです(^^;)
金曜日ですが(私が思った以上に)たくさんの人
時間予約のチケットでしたが展示スペースが狭いようで入場制限で待ちの行列が出来ていて、並んで15分ほど待ってから入場出来ました。
こちらが今回の特別展の目玉「空也上人立像」のポスター
口から飛び出している小さな物体は空也上人が「南無阿弥陀仏」と唱えた際に吐き出されたとされる「阿弥陀如来像」なんというかインパクト抜群です。
京都の六波羅密寺蔵で鎌倉時代の作品だそうです。なので展示会などがなければ京都の六波羅密寺に行けば見る事が出来ますが、360度全方向から像を見る事が出来るのが今回の特別展とのことです。
平安時代、京で疫病が蔓延していた際には市中を歩みつつ祈りを捧げ、人々の心の支えになっていたそうです。コロナ禍の今と被ります。21世紀になっても新しい疫病(感染症)が恐ろしいのは変わりませんよね。だからこその今の特別展示なのか!?
それにしても空也上人(くうや しょうにん)って英語表記だと「The Saint KUYA」となるそうで・・・・アニメの主人公のようなネーミングだなとこっそり思ってしまいました(^^;
こちらの東京国立博物館ブログに詳細が書かれています。
こちらに「照明がまぶしくてみずらくすみません」と書かれていましたが、私には逆に少し暗いくらいでした。像が思ったより小さいせいもあり細部を見るためにオペラグラス持参すれば良かったです・・・
他にも六波羅密寺の地蔵菩薩や教科書でみた伝清盛像など、こちらの特別展は約30分もあればかなりじっくり見られます。人は多いですが
ミュージアムショップで御朱印が販売されていたので、購入してしまいました。
そして特別展はあっさり(?)を見終わったのですが、ルートに乗って国立博物館内の他の展示室にも足を延ばしたり、お庭を少し観てきました。
過去の特別展のポスターも展示されていました。
2005年の北斎展
この年に東京に転勤になりました。なのでチャンスとばかりに行く気マンマンだったのですが「混雑が凄い」と聞いて断念しました。時間予約制とかではなかったですからね。
翌年2006年の若冲展
こちらは会社の先輩に招待チケットを頂いて観に行くことになりました。
確か金曜日は閉館時間が遅かったので会社帰りに行ってみたら意外とゆっくり観れたんです。展示室も広くとってあり若冲も今ほど著名ではなかったのかな?
私も恥ずかしながらこの頃は伊藤若冲を知らず、「いとう・・・・わかおき・・??」って読んでました(^^;
さて国立博物館を出てお昼はとっくに回っていたのでランチに・・・とてっとり早く入ったのは上野の森テラスのYEBISU BAR
ハンバーグとエビフライのセットランチとビールはエビスプレミアムエール!のジョッキ
歩いた後のビールは美味しいけど、吸収も良さそう(>_<)
まあ、たまにはいいか。ご馳走様でした。