最近は(何故か)コロナ感染者が激減し、気候も良いので何かとお出掛けしたくなります。
昨日出掛けたのは小金井公園。淡い色づきの銀杏並木を通って・・・
公園内の「江戸東京たてもの園」に行ってきました。入園するには日付指定の事前予約が必要です。
11月20日、21日は開園時間を延長してライトアップをしているのです。それを狙って14時過ぎに入園しました。
こちらでは
現地頬保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物を年代や建築していた場所に関わらず移築し復元・保存・展示がされています。
江戸東京建物園パンフレットより
三井財閥当主・三井八郎右衛門邸や明治~昭和の政治家・高橋是清邸からモダンな近代邸宅、そして昔の茅葺の農家や商家・銭湯・居酒屋など下町風情溢れる建物が復元されていて復元された建物は内部も見る事が出来ます。
「高橋是清邸」
2階の窓から紅葉
「三井八郎右衛門邸」 内部
こちらは下町ゾーン
「丸二商店(荒物屋)」
籠やおひつ、わらじなどが可愛らしくディスプレイされています。
ノスタルジックな食器や籠などは今でも使えそう。
こちらは大和屋本店(乾物屋)スルメや昆布が裸で並んでいて(昔の人は埃とか気にしなかったのかな?)
鰹節が立ててあるのも楽しく(^^;
海苔のショーケースが素敵
「小寺醤油店」
醤油店とあるけど、味噌や酒類を売っていたそうです。「大関」に「月桂冠」
こちらは大人にも子供にも大人気のお風呂屋「子宝湯」
天井高い~
鍵屋(居酒屋)
こじんまりとしたコの字のカウンター
今すぐにでも営業できそう(営業してたらソッコー行きたい(^o^)丿)
茅葺の農家と紅葉
夜間拝観の催しで16:30から囲炉裏に火がいれられました
一転して軽井沢の別荘?的なモダンなこちらは「前川國男邸」
建築家前川國男の自邸です。
1942年に建てられたそうですが、今時のデザインと比べても遜色がない。素晴らしい設計は時代を超えて不変なのですかね~。
インテリアも素敵です。
そしてこちらは寝室のクローゼット。今時マンションのようです。70年前の日本の邸宅とは思えません。
前川邸を出る頃には日が落ちて
紅葉とのコントラストも素敵
日が落ちるとレトロな電車や
街並みがノスタルジック(正面は子宝湯)
傘屋問屋「川野商店」
こちらの荒物屋さんも昼間とは様子が変わって幻想的
「武井三省堂(文具店)」
たくさんの味のある引出
他にもたくさんの魅力的な建物がありました。どの建物も、とても素敵で内部の様子も楽しめました。こんな所が東京にあったのですね~
コロナ禍が少し下火になって来ましたが、こちらでは入園時にスタッフの方がきっちりとソーシャルディスタンスを保つよう気を配られていました。園内でも「足元お気をつけ下さい」「ありがとうございました」など声掛けをされてとても気持ち良く観覧することが出来ました。ただ、建物内の定員は定められていたもののそれを管理することはされていません。また建物内は土足厳禁なので靴は脱ぎ履きしやすいものがお勧めです(入園時に靴を入れるナイロン袋を貸してくれます)
建物探訪+紅葉散策を昼間とライトアップで2倍楽しめました。修復中の建物やコロナ禍で建物内を一部閉鎖しているところもあったので、コロナ禍がもう少し落ち着いた頃季節を替えてまた訪れてみたいです。