先週は所用で都内まで出掛けて一人ランチ(カレー)
ランチをしたOtemachi Oneのほぼ隣に「将門の首塚」があり、誰でも訪問できるようなのでおまいりしてきました。
将門塚
会社員時代は近くは通れども一度も訪れる機会がありませんでした(地下ばかり通っていたので)そしてどちらかの会社の所有するビルの中庭で一般人は入れないんだととばかり思っていました💦
平 将門の乱
もともとは関東のお家騒動が大きくなり、朝廷に反旗を翻した謀反人となった将門は打ち首になり、その首級(くび)は京の都に送られたが・・・
3日目に首級は、切断された胴体を求めて夜空に舞いあがり、故郷の東国に向かって飛んでいき、数ヶ所に落ちたとされています。その首級の落ちた最も著名な伝承地が、ここ千代田区大手町にある「将門の首塚」だそうです。将門の魂は、無念の気持のまま葬られたのでした。
トラベルjp日本三大怨霊より(以下青字含む)
その祟りだけならね~ 昔話で「誰か見たんか!」となるけど
なんと千年後にも蘇る怨念!
①関東大震災で全焼した大蔵省庁舎の再建の時です。首塚を壊して仮庁舎を建設した僅か2年の間に、大蔵大臣を始め関係者14名が亡くなり、それ以外にも多くの怪我人・病人が続出したことから仮庁舎は取り壊されました。
②次は戦後になり米軍が首塚を取り壊し始めたところ、重機が横転し運転手が亡くなったことから工事を中止しています。
更に昭和の高度成長時代、首塚の一部が売却され、その地に建った日本長期信用銀行の首塚に面した行員が次々に病気になる事態が発生し、お祓いしたという話もあります。
それは怖いな~
この噂は聞いたことあるよ!
隣接するビルは首塚に尻を向けないようにフロアレイアウトされていたり、首塚を見下ろすようなことのないように窓は設けないなどの配慮がされているという・・・
というわけで「将門の首塚」どんなカンジなのでしょう?
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高層ビルに囲まれている一角にスッキリとした空間
思ったより綺麗です。令和になって始まった第6次整備工事が完了したそうです。どうりで。
正面は皇居を向いておられます。
休憩時の会社員の方や観光客らしき人々がひっきりなしに参拝されていました。
お供え用にいつも新鮮なお花が用意されているようです。
将門塚は神田明神の御祭神として祀られているそうです。
怨霊や祟りを恐れるとともにパワーやご利益に預かりたいという思いもあるのでしょうか?どちらにしろ令和の世の現在、首塚といえどもおどろおどろしい雰囲気はなく大手町の会社員の信仰の対象にふさわしい清々しさを感じました。
その後はテクテクと有名出版社の立ち並ぶ神保町を通り帰路につきました。
あ、整くんだ!
原作も読んだけど映画も早々に見ましたよ~ とっても良かったです。でも広島編以降は読んでないの(^^;